MA TESOL留学記 @University of Warwick

公立高校教員が1年間、イギリス大学院でTESOLを学ぶ記録

今後のキャリア④ 英語系民間企業

こんばんは。Yukiです

先日、アンドレウとスペイン風オムレツを作りました。卵とじゃがいもと調味料を混ぜて、お好み焼きみたいに焼くというとてもシンプルなものです。

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今回は4つ目の選択肢、英語系民間企業についてです。

日本は世界でも特に英語学習産業が盛んで、英会話講師、出版、英語コーチなど無限に仕事があります。私も自身の英語学習においてたくさんお世話になってきて、非常にやりがいのありそうな仕事だと思います。

ですが、結構話題になったり売れたりするコンテンツは不必要な不安を煽ったり、英語学習を楽に思わせたりするなどネガティブなものも多いです。例えば、「〇〇を英語で言えますか?」みたいな、普段使わない語彙を英語で言えないことに対して焦らせたり(例えば「逆上がり」。日常で別に使わないし、使えなくても困らないけど意外と身近な語彙が言えないという理屈で学習者を騙す)。

「海外ドラマの9割は最頻出700語でできている!」(まあtheとかyouとかがしょっちゅう出てくるから当たり前)「1ヶ月で英語は話せる!」(状況を限定し、かつ相手の言うこと聞かずに自分が言いたいことだけ言えばまあ可能)みたいにハードルを下げまくって?学習者を騙したり。

YouTubeとか本屋さんとか見てるとこういうしょうもないコンテンツをよく見かけるので正直敵視してました笑

英語教育業界で働いてる友人も、「おれも嫌なんだけど、実際そうしないと売れないんだよね」みたいな感じで葛藤している話を聞いたことがあります。私はそういうマーケティングはしたくないし、そういうコンテンツと競争もしたくなかったので、あまり民間で働くことは考えていませんでした。

 

ですが先日、ある英語教育系企業で働いている方とお話させていただき、すごく良さそうな会社だなと思いました。

英語系企業といえど、民間はエクセル使いまくったり、プレゼンしまくったり、営業しまくったりするのかと思っていましたが、その方が働いている環境は大人の英語学習者に対する英語コーチング及び指導のみ。それぞれの目的に合った学習指導法を提案、学習計画、力がついているかの効果測定など、英語教育に専念できるものでした。むしろ学校いるより英語教育に専念できるとても理想的な環境でした。

そして当たり前ですが週休2日(私の教員時代は良くて月休2日)、リモートワークもある、休みは好きなときに取れるなど、フレキシブルすぎ。「週に2日も休んでいいんですか?」という感覚の超ブラックに9年いた私にはホワイトすぎる環境。

 

帰国して仕事再開して、おもしろかったら学校の先生続けますが、今のところは一度こういう会社で働いてみたいなと思います。学校は正直いつでも何歳でも戻れる(どこも教員不足でいつでも就職できそうだからとりあえず仕事には困らない)ので、少し違ったことにも挑戦してみたいです。