MA TESOL留学記 @University of Warwick

公立高校教員が1年間、イギリス大学院でTESOLを学ぶ記録

臨界期仮説

こんばんは。Yukiです。

 

タイトルにあるのは、今日のSLAの授業で勉強したところです。今日のテーマは「年齢」でした。

よく聞くのが、英語学習は早く始めたほうがいいってやつですね。それもあって最近では日本でも英語が小学生から始まっています。

 

色々な説を統合すると、"older is faster, younger is better."とよく言うんですね。大人の方が認知能力が高いので、学習初期の成長は早いです。でも若い人の方が最終的な語学力は高くなる可能性があると。もちろんこれも可能性の話で、実際は個人によって変わります。

 

臨界期仮説ってのは、ある年齢を過ぎるともう言語学習は不可能になるみたいな説です。これも色んな説があるのですが、12歳超えたらもう言語は無理だとか、発音は6歳までに身につけなきゃとか、リスニングは2歳過ぎたら無理とか色々あります。

でもやっぱりこちらも個人によって変わると。例えば今日レクチャーしてくれ方はきれいなイギリス英語話してましたが、英語学習始めたのは14歳と言ってました。

でも色々読んでて、私は12歳から始めたし、音声を聞き始めたのは18歳(当時の英語教育ではリスニングをする機会は0に等しく、センターリスニング22点/50点で、大学入ってからオールイングリッシュの授業で詰みました。)からなので、つくづく早く始めていればと思います。

 

でも、英語教師としては、これくらい遅くから始めたけど頑張って少しできるようになったっていうロールモデルになれるからこれはこれでよかったと思ってます!