MA TESOL留学記 @University of Warwick

公立高校教員が1年間、イギリス大学院でTESOLを学ぶ記録

本当の初授業

こんばんは。Yukiです。

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こちらは昨日のJapan SocietyのCooking Classで作った唐揚げです。お米も食べさせてもらい、とても幸せでした…

 

さて、本日から本当に初授業です。先週から授業もどきはちょこちょこありましたが、しっかり始まったのは今日からです。今日は4つ授業がありましたが、どれもLecture形式の授業になります。ここでインプットを行い、週の後半にあるSeminarでディスカッションをしていくという流れになるそうです。

SLA Insights for TESOL Practice

SLAの概要をやる感じだと授業だと思われます。今日はSLAの本当に基礎的なところについて聞く感じでした。second languageってなんだとか、acquisitionとlearningの違いはなんだとか。

 

②Innovations in TESOL Methodology

こちらは教員経験のある人を対象とした授業になります。ウォーリックのTESOLは教員経験がなくても入学でき、経験がある人もない人も取る授業はほぼ変わりません。しかし2個だけ、経験がある人とない人で分かれている授業があり、これがその1つになります。コースは全体で100人近くいるのですが、この授業にいたのは20名くらい。コースで教員経験があるのはむしろ少数派であることが分かりました。

今日はガイダンスのみでしたが、どうやら自分の授業にInnovationを起こしていく授業のようです。

 

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今日は非常に天気が良かったこともあり、ベンチでお昼ご飯食べました。

 

③Spoken Interaction

対話分析?というような分野になるのでしょうか。話し言葉の分析をする授業になります。

ウォーリックのTESOLにはこの科目と対をなすようなApproaches to Written Discourseという授業もあり、それぞれ書き言葉、話し言葉を分析する手法を学ぶ授業があります。一見英語教育に関係ない科目に思えますが、これを知ることで教材選定をする目が養われたり、選んだ教材を深く分析してそれを学習者に説明できるようになるそうです。

学期末課題は自分で会話を録音してそれを書き起こし、分析するそうです。昨日のJapan Societyでワンピースが大好きだというザックと仲良くなったので、彼との会話を録音しようかな…外国人同士が「ワンピース」という文化的なものを使って会話をするし、英語と日本語でもちろん漫画内での表現が違うので、聞き返しや言い換えがたくさん起きるしいい気がする。昨日も「英語版だとしらほしとかオトヒメって何て言うの?」「それはそのままShirahoshiとOtohimeだよ」みたいなくだりがありました。

ただ、教授がワンピース知らないと意味不明な会話を提出することになるから無理かも…

 

④Sociolinguistics of English as a Global Language

言語を言語としてだけではなく、この世の中の様々なものとの関連性から分析する授業です。スタンダードな英語とは何か?ネイティブとは何か?「窓を開けろ」と「窓を開けてください」は同じ意味だけど使い分けるのはなぜか?みたいな感じです。

こちらも今日はオリエンテーション程度でした。

 

という感じの1日でした!明日は授業1個だけです。のんびりまた勉強します。