MA TESOL留学記 @University of Warwick

公立高校教員が1年間、イギリス大学院でTESOLを学ぶ記録

発音の変化

こんばんは。Yukiです。

f:id:raitonyuki:20231031055226j:image

 

気づけば授業は4週目に入り、もうすぐタームの半分が終わろうとしています。(授業は8週間で1ターム)徐々に各授業で先生が課題について匂わせてくるようになりました。

 

今日は発音について話します。というのも、ここ最近自分の発音のブレ?みたいなものを感じるからです。

まず、日本の学校で教えられる英語の発音は圧倒的にアメリカ寄りなので、もちろん私もアメリカ発音です。大学に入るまで英語を話したことがなかったのでカタカナ英語でしたが、大学3年時に音声学の授業を受けてから、発音にはある程度自信が持てるようになりました。この音声学の授業は教職課程の必修となっており、教員になったら生徒に指導できるように英語の音声の出し方を口の図を使いながら練習していきます。授業自体は楽しいのですが、この授業の単位取得要件が、教授の目の前で英語の教科書を音読し、合格をもらうことなのです。何人かは本当に発音ができずに単位がもらえず、大学4年の教職の授業にはいませんでした…厳しい

結構英語を勉強してきた方はイギリス発音に憧れを持つ人が多いと思いますが、私はむしろアメリカ英語派です。rがかっこいいんです。(イギリス英語は巻き舌のrがあまりない)

 

長く書いてきましたが、要はブレとは何かというと、この2週間で「アメリカ英語だね」と言われたり、「イギリス英語だね」と言われたりするんです。

 

寮に入った初日にイギリス人と話した際は、「アメリカから来たの?」でした。

その後、サークルとかでも「アメリカで英語勉強してた?」と聞かれることが多かったのですが、先週、教授に「君日本人なのに結構ブリティッシュだね」と言われました。同じコースはほぼ中国人で、彼らはブリティッシュ寄りの英語を話すからそっちに引きずられたのか、教授がイギリス人だからイギリス英語に寄ったのか分かりませんが、私の英語は若干ブリティッシュになってきてるようです。

しかしアメリカ英語が好きな私は、rの巻き舌を失うまいと思い、先週言われたその日からアメリカ英語の教材のシャドーイングを開始しました。(念のため書きますが、イギリス英語が嫌とかではなく、巻き舌をかっこいいと思ってる個人的な好みです)

その甲斐?あってか今日初めて会ったイギリス人には「英語の勉強はアメリカでしてた?」と聞かれました。戻ってきたんですかね。

 

さて1年後、私が帰る頃には私の発音はどうなっているのか楽しみです。たぶんこれ毎日録音して、その日の出来事とか詳細に記してあとで分析したら、社会言語学の論文のネタになる気がする…(飽きっぽいのでやりませんが)