MA TESOL留学記 @University of Warwick

公立高校教員が1年間、イギリス大学院でTESOLを学ぶ記録

お酒とスピーキング

こんばんは。Yukiです

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日本サークルの人と飲んでると大体誰かが日本のお酒持ってきてくれるのですが、この間はにごり酒?みたいなやつを持ってきてくれました。

もちろん日本であれば日本酒はおちょこで少しずつ飲むものですが、それを知らない外国人たちはグラスに注いで飲むので

「うわ!こんな強いの日本人飲んでんのか!やばいな」

「いやいやそもそもグラスで飲むものじゃないのよ。その蓋くらいの小さい器に入れてちびちび飲むものなのよ」というやり取りが日本酒を飲むとき毎回発生します

以前日本料理屋さんに行ったときにはイギリス人に熱燗を勧めてみたのですが、運ばれてきた熱燗は全く熱くなくむしろ温くて、彼の反応も微妙でした笑 日本酒を外国人が美味しく飲むのは難しそうです

 

さて、今日のトピックはタイトルについてです。私の個人の説としては、お酒を飲むと英語のfluency(流暢さ)が爆上がりします。私が友達を作れているのはお酒のおかげと言っても過言ではありません。

来たばかりの頃は、やはり英語をガンガン話すことに慣れておらず、シラフで外国人と絡むのかなり大変でした。でもやはりお酒が入ると英語を発することに対するフィルター、人と話すことに対するフィルターが下がるので、圧倒的に発言量が増えます。少しずつ飲み会で近くの人と仲良くなり、そうすると次お酒がないイベントで会ったときにもお喋りできるようになり、だんだんお酒に頼らずともシラフでも楽しくお喋りできる仲の友達が増えてきました。

 

たまに飲みすぎて、昨日の飲み会のことあまり覚えてないなみたいなことがありますが、そういうときに動画を見返してみると驚きます。かなり酔っ払った私が、ものすごい勢いで英語をまくしたてているのです。何というか、自分の英語の潜在能力?を垣間見た気がしました。(未だにシラフではその力を発揮できたことはない)

 

大学のときに聞いて今でも覚えているのが、「アルコール摂取により発音は向上するのか」という研究です。今調べたら約50年前に行われているし、信憑性はよく分かりませんが、とりあえず結果としては「アルコールを摂取した人の方が発音が良くなった」という結果が出たそうです。自己抑制の度合いが下がり、外国語に対して抵抗が無くなるみたいな感じでしょうか

誰かにぜひ「アルコール摂取によりスピーキング能力の向上スピードは早まるか」みたいな研究を大真面目にしていただきたいです。私としてはほぼ間違いなく、お酒のおかげで英語コミュ力は上がっていると思います…

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こちらは昨日の飲み会。ちなみに何か、「イケてる音楽をかけながらゲームをしてお酒を飲む会」をmotiveと言うそうです。ゲームは毎回、日本人には馴染みのないゲームということに加えて、英語的にもついていくのが大変ですが、お酒の力で楽しめております。最近はこちらで酔いすぎない工夫もようやく身につけてきて、二日酔いも防げるようになってきました!